2010年10月24日日曜日

When Giving Is Good: Ventromedial Prefrontal Cortex Activation for Others' Intentions

Neuron, Volume 67, Issue 3, 511-521, 12 August 2010
Jeffrey C. Cooper, Tamar A. Kreps, Taylor Wiebe, Tristana Pirkl1 and Brian Knutson

タスク:
他人が公共財ゲームをしているのを見ている。
条件1:グループにお金を供出する行動を「donation(寄付)」と記述する
条件2:グループにお金を供出する行動を「saving(貯蓄)」と記述する
二つの条件は、言葉が違うだけ。
(条件1の呼び方の方の方が、利他的とか利己的とかを想像させる。2の方は拠出してもしなくても「貯蓄」だから自分のこと)


fMRI結果:
条件1では、他人が寄付しているのを見るとventromedial prefrontal cortex (vmPFC)が活動。
しかし、条件2では活動しない。
→我々は他者の行動を評価する際は、他者の行動帰結だけではなく、その意図(利他的とか利己的)まで考えている。

2010年10月23日土曜日

How the Opinion of Others Affects Our Valuation of Objects

Daniel K. Campbell-Meiklejohn, Dominik R. Bach, Andreas Roepstorff, Raymond J. Dolan, and Chris D. Frith
Current Biology, Volume 20, Issue 13, 1165-1170, 17 June 2010

Social conformity(日本語で何て言うんだろう?)のfMRI研究。

タスク:
1. 被験者は二つの歌(事前に聞いてる)のうち一つを選ぶ。
2. 二人のレビューワーがそれぞれ「どっちの歌が好きか」を表明する
3. 実際に貰える歌が決まる(1.で選んだない方の歌になるときもある)

fMRI結果:
・自分が選んだ歌が貰えた時、Striatum(線条体)が活動
・自分の好みと二人のレビューワーの好みが一致した時(自分が貰える歌とは関係なく)、同じくStriatum(線条体)が活動
→自分にとっての価値をコードしている(と言われている)Striatumが他者の好みの影響を受ける

2010年10月22日金曜日

Human Medial Orbitofrontal Cortex Is Recruited During Experience of Imagined and Real Rewards

Signe Bray, Shinsuke Shimojo, and John P. O'Doherty
J Neurophysiol, May 2010; 103: 2506 - 2512.

実際に報酬を貰っても、報酬を貰うことを想像しても、medial orbitofrontal otex (mOFC)が活動する。
それだけかな?たぶんそれだけ。
Bickel et al., 2009 (JNS)と関係ありそう。

The neural mechanisms of learning from competitors

NeuroImage, Volume 53, Issue 2, 1 November 2010, Pages 790-799
Paul A. Howard-Jones, Rafal Bogacz, Jee H. Yoo, Ute Leonards, Skevi Demetriou

4-banded task: 4つの選択肢があって、それぞれの報酬量は確率的に与えられている。
一回のトライアルで、まず「(a) 自分が選択を行って報酬を得る」、次に「(b) 他人が選択を行って報酬を得る」。つまり被験者は「自分の選択の結果」と「他人の選択の結果」の両方を使って学習できる。

行動データの解析結果:
・被験者は「自分の選択の結果」と「他人の選択の結果」それぞれで違う学習率(learning rate)で報酬予測誤差(reward prediction error)を利用して学習をしてる。

fMRIデータの解析結果:
・「自分が左側の選択肢を選ぶとき」と「『相手が左側の選択肢を選ぶ』のを見てるとき」の両方で、primary motor areaが活動。
・「自分の報酬予測誤差」に相関して線条体(Striatum)が活動。一方、その線条体は「他人の報酬予測誤差」に負の相関。
前者はミラーニューロン・システムに関係?
後者は解釈が難しいけど、Burke et al., 2010 (PNAS)とは一致(彼らも議論に苦労してるけど)。

2010年10月16日土曜日

The envious brain: The neural basis of social comparison

Jonathan Dvash, Gadi Gilam, Aharon Ben-Ze'ev, Talma Hendler, Simone G. Shamay-Tsoory
Human Brain Mapping Volume 31, Issue 11, pages 1741?1750, November 2010

ventral Striatum(腹側線条体)は報酬に反応すると言われてるけど、よく見たら、「自分の得た報酬」ではなく「他者と比べた自分の報酬(自分の報酬が他人と比べて多い or 少ない)」に反応している、という研究。

下との関連が深そう。
Social Comparison Affects Reward-Related Brain Activity in the Human Ventral Striatum
K. Fliessbach, B. Weber, P. Trautner, T. Dohmen, U. Sunde, C. E. Elger, A. Falk
Science 23 November 2007: Vol. 318. no. 5854, pp. 1305 - 1308

Testing the Reward Prediction Error Hypothesis with an Axiomatic Model

Robb B. Rutledge, Mark Dean, Andrew Caplin, and Paul W. Glimcher
The Journal of Neuroscience, October 6, 2010, 30(40):13525-13536

「神経活動が報酬予測誤差をコードしている」と言うための条件を示して、fMRIデータで検証。
Striatum, medial prefrontal cortex, amygdala, posterior cingulate cortexは報酬予測誤差をコードしてるけど、anterior insulaは違う。

TEST

ホームページを新しくしたついでにブログを作ってみた。
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