2010年12月28日火曜日

Dissociating the role of the orbitofrontal cortex and the striatum in the computation of goal values and prediction errors.

Hare TA, O'Doherty J, Camerer CF, Schultz W, Rangel A.
J Neurosci. 2008 May 28;28(22):5623-30.

意思決定を行う際、脳はいくつかの量を計算している。
Goal Value (GV):各行動から得られる報酬の量
Decision Value (DV):各行動の「報酬 - コスト」
Prediction Error (PE):予測と実際の報酬の誤差

PEは環境の学習に、GV、DVは意思決定に重要。

これらの量は大抵のケースで相関しているのでDessociateが難しかった。
→ この研究で考案されたタスクによって可能になる!

タスク:fMRIの中で、50種類のお菓子について「買う or 買わない」を決める。

それぞれのお菓子について、各被験者の評価額を事前に調べておく。
そして、タスク中にはお菓子の写真と値段を見せる。
→ GVは菓子そのものの価値、DVは「菓子の価値-値段」となって、値段をmanipulateすることで、Dessociateできる。

さらに、各ラウンドで、ランダムな金額を報酬として与える。
→ GV、DVに独立に、PEに影響を与えることができる。

結果:
GVはmOFC, mPFC, amygdala,
DVはcentral OFC,
PEはventral striatum (GVやDVとは相関していなかった),
がそれぞれコーディングしている。

議論:
多くの研究で、striatumはGVやDVをコードしていると言われているが、それらは、PEとDV,GVの相関から来る間違い。
→striatumはPEに関連。

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