2010年12月30日木曜日

Medial orbitofrontal cortex codes relative rather than absolute value of financial rewards in humans.

Elliott R, Agnew Z, Deakin JF.
Eur J Neurosci. 2008 May;27(9):2213-8.

OFCは報酬系の一部(報酬に反応する)。
特に、報酬の相対的な価値に反応する。

サルの電気生理実験(Tremblay & Schultz, 1999):
キューA:報酬(満足度低)が貰える、
キューB:報酬(満足度中)が貰える、
キューC:報酬(満足度高)が貰える。
条件1:キューAとBを見せた後、キューBを見せる(貰える報酬はキューBの分)→ OFCが反応。
条件2:キューCとBを見せた後、キューBを見せる(貰える報酬はキューBの分)→ 報酬額は一緒だが、OFCは反応しない。
→ OFCは報酬の絶対的な価値ではなく、相対的な価値をコードしている!

人間(fMRI)実験でやってみた!
条件1 > 条件2で賦活する部位:OFC, amygdala, ventral and dorsal striatum。
逆の条件(条件1 > 条件2)での賦活部位:lateral OFC。

議論:
やはりOFCは報酬の相対的な価値をコード。OFCは報酬とhedonic valueを統合している?
反対の条件(条件1 > 条件2)でlateral OFCが賦活したのは「lateral OFCはfinancial punishmentと関連」という過去の知見と一致。

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