2010年12月25日土曜日

The right and the good: distributive justice and neural encoding of equity and efficiency.

Hsu M, Anen C, Quartz SR.
Science. 2008 May 23;320(5879):1092-5.

効率性と公平性のトレードオフがあるケースを考える
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例:
配分1:Aに1000円あげて、Bに100円あげる
配分2:Aに500円あげて、Bに500円あげる
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配分Aの方が効率的(Aの取り分+Bの取り分が多い)
配分Bの方が公平的(GINI係数で定義する)

被験者はfMTI中で二つの配分から一つを選ぶ
被験者が選んだ配分で得られる効用を:
U = 効率性 + α×公平性
と仮定する

結果:
ΔU(選んだ配分の効用-選ばなかった配分の効用):caudateの活動がΔUと正の相関
ΔM(選んだ配分の効率性-選ばなかった配分の効率性):putamenの活動がΔMと正の相関
ΔG(選んだ配分の公平性-選ばなかった配分の公平性):insulaの活動がΔGと「負」の相関(つまり、不公正と正の相関)
また、不公平回避傾向の個人差は上記の部位の活動と相関している(例:不公平回避傾向の強い人は公平性に逆相関するinsulaの活動が強い)

つまり、
putamen (striatum)は効率性をコード
insulaは「不」公平性をコード(公平性と負の相関)
caudateは上記二つの和としての効用をコード(caudateは異なる価値を統合する)

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